No.539 (⊃д`) せつない想い出 その3 (´・ω・`) より
- 714 :おさかなくわえた名無しさん :04/04/30 17:33 ID:UZ/1su6H
- 遠足の日、お昼ご飯の時間になり、子供たちの様子を見回って歩いていた時、
向こうの方でとても鮮やかなものが目に入ってきました。
何だろうと思って近づいて行くと小学校三年生の女の子のお弁当でした。
中を覗いて見ると、お花でびっしりのお弁当箱でした。
実は、その女の子の家庭は、お母さんとお父さんとその女の子の三人の生活でした。
しかし、遠足の数週間前に、お母さんは交通事故で亡くなってしまったのです。
それ以来、お父さんと女の子の生活が始まりました。
お父さんの仕事はタクシーの運転手さん。
一日交代の勤務で遠足の当日は勤務の日でした。
でも、お父さんは炊飯器でご飯だけは炊いてくれていました。
- 715 :おさかなくわえた名無しさん :04/04/30 17:36 ID:UZ/1su6H
- 女の子は一人で起きてご飯を弁当箱につめます。
おかずは自分で作らなければなりません。
家にあるのは梅干とたくわん。そこで、おかずを作り始めます。
小学三年生の女の子にできたのは、ぐじゃぐじゃの卵焼きだけでした。
そのぐじゃぐじゃの卵焼きを白いご飯に入れたとき
女の子はお母さんが生きていた頃のことを思い出します。
お母さんが生きていた頃は、とても素敵なお弁当を作ってくれました。
同時に今日もって来るお友達のお弁当箱が気になり始めます。
お母さんが作ってくれる可愛らしい綺麗なお弁当。
そう思って自分のお弁当箱をのぞいた時
真っ白いご飯に黄色のぐじゃぐじゃの卵焼きだけ。
女の子は思わずお母さんの仏壇の前に行き
仏壇にさしてあったお花をちぎって持ってきて
自分のお弁当箱に入れ
びっしりとお花で埋め尽くしたお弁当箱を持って来ていたのです。
この女の子の担任は、遠足から帰ると大声で泣きました。
この子の生活を十分知っていた自分であったはずなのに
実はしっていたつもりでしかなかった悔しさで、泣き続けたのです。
- 67 :おさかなくわえた名無しさん :04/04/05 01:16 ID:soBMhKF3
- 電車に乗っていて後ろに立っている男の子が「ママ、ママ…」と言いました
友達が「あんたに言ってるよ」と言うので20代の私は軽くむかついたのですが
どうやら父親と一緒らしい
小さい小さい声で父親がその子に話し掛けました
「○くん、ママじゃないよ。ママはいないんだよ」
「だってママ…」
「ちがうよ。ママは△君と先にお空に行ったんだよ」
「だって…ママ…」
死んでしまったらしいその子の母親。男の子は2〜3歳ぐらいでした
何とも言えない車内の重い空気…
私は電車を降りるまで振り向くことができませんでした
- 105 :おさかなくわえた名無しさん :04/04/06 16:36 ID:Ex5rfyIs
- 実家に行ったらゴミ箱に中華鍋と卵焼き器が入れてあった。
鉄製で重たくて良く使い込まれたヤツ。
どうして捨てるの、と聞いたら母が「もう腕の力がなくて使えない」と。
母はもう80過ぎなんだけど、今でも料理がうまい。
遅く生まれた私が育ってから調理師の免許を取り、
かつては自宅で生徒さんを何人も教えていて、娘の私が言うのもなんだが
その時代の女性としては進歩的だしガッツのある人だ。
でももう中華鍋は振れないんだ、と思ったら目頭がツーンとしそうだったので、
慌てて「じゃあ、これもらうね、ラッキー!(^_^)v」と笑顔で持って帰った。
今度は私が大事に使うよ、お母さん。長生きしてね。
- 969 :おさかなくわえた名無しさん :04/05/08 11:28 ID:g97J5Srt
- 私の婦人科系の出費がかさんでいて、我が家はあまり裕福じゃない。
だから息子には申し訳ないんだけれど、おもちゃなんかは
お誕生日とクリスマスの年二回しか買ってあげてないんだ。
息子が6歳の誕生日に「欲しいものは?何でも買ってあげるよ。」って
夫婦できいたとき、息子が言ったのは「妹か弟が欲しい」だった。
「ボクはこの先一生おもちゃ買って貰えんでええけん、弟妹が欲しい。」
ごめんね。
あなたに弟妹をあげられないお母さんでごめんね。
子宮が無くてごめんなさい。
ごめんなさい、許してね。
頭が真っ白になってしまって、親の癖に取り乱して
息子に縋り付いて泣いて謝ってしまったんだよね、私。
息子はビックリして「お母さんを泣かせてごめんなさい。」って泣きだした。
親としてなってないよね、私。
息子を傷つけたよね。
本当にバカだった。
- 970 :969です。 :04/05/08 11:33 ID:g97J5Srt
- この前の、子供の日。
夫の親・兄弟・親戚、一同が集まった席でいつものように始まった大合唱。
「一人っ子はかわいそう」
「ロクな大人にならん」
「今からでも第二子は遅くない」
「今なら高度医療でなんとかなるやろ?」
困った顔をして薄笑いを浮かべてテキトーに生返事をしてやり過ごすしか
私達夫婦には方法がなくてね。うっかり事情が知れたら、もっと傷つけられる。
ああ、仕方が無い人達だ、我慢しよう、嵐が過ぎるまで・・・そう思って。
今年小5の息子が、その時鋭い口調で言い出した。
「ロクな大人の ロク って何さ?」
「嫌そうに聞いてある人間に嫌な言葉を言い続けるのが ロク なんか?」
「ここにいるみんな、おれ以外はみんなキョウダイがいるロクな大人やろうもん」
「ロクな大人の ロク がこういうことなら、おれはロクな大人にならんでよか!」
「ああ、よかったったい。おれはロクな大人になれん一人っ子で」
「ちぃーともかわいそうなこと、なかやっか。一人っ子ばんざい!」
一同が静まり返ってきまり悪そうに視線をアチコチに泳がせ始めた時
「母さん、おれを産んでくれてありがとう。
一人だけでも俺を産んでくれてありがとうな。」
照れくさそうに言って、ちまきを2〜3個引っ掴んで、
「△△のうちに遊びに行ってくるったい。いってきまーす!」
飛び出していったよ。
「今日と明日は、おれが家事やるけん。母さんはゆっくりしときー。
母の日やけん。お金かからんいい孝行やろもん。おれってあったまいー。」
今、息子は昼ごはんにとホットケーキを焼いているようです。
でもね、母の日のプレゼントは先週にもう貰ったと、私は思っているんだ。
えへへ、親馬鹿だけど、いい息子に育ってくれてうれしくて。
誰かに聞いてもらいたかったんだ。
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