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No.321 【コピペでも】夫婦・家族のジーンとする話を集めるスレ【オリでも】 より

2 : ◆Vh.5lS7ag. :04/11/11 21:07:52
俺も父親とは仲が悪かった。
色々理由はあったが、ほぼ物心ついた時から折り合いが悪く、ほぼ毎日のように嫌味の言い合いだった。
あまりにも居心地が悪いので、大学入学とともにバイトをはじめ、半ば無理やり一人暮らしをはじめた。
その後実家への帰省は年に1度あるかないか・・・その時もほとんど口をきいたことはない。

ようやく自分も結婚相手が決まった年のある日、嫁と買い物に行った。
酒屋に行って気に入っている日本酒の小瓶を買っていると、もう一本嫁が持って来た。
「別に飲み終わったら、また買いにくればいいじゃん」
「お義父さまにあげるのよ。父の日近いでしょ」
「うちには誕生日とか父の日とかに何かする習慣はなかったよ」
そう言ってみたが、まあいいかと思って一緒に清算した。

ある晩、実家から電話がかかってきた。
居間にいた嫁がとり、いつものようにそのまま長話(父は嫁を気に入っていて、嫁は電話が好きだ)していたが、
「しばらく話していて」と子機を渡しに来た。話してみるとだいぶ酔っ払っている。
「この酒はなかなかうまい」
「○○(嫁の名前)が買うと言ったんだ」
「うん。お前の好きな酒だってな」
「ああ」
「なかなかうまい」
「わかった。けど、あまり飲みすぎないように。」
そう言って切ろうとしたら、嫁がお銚子とお猪口を持ってきて、
結局父親がその酒の小瓶を飲み終わるまで、嫁と2人で付き合うことになった。
酔っ払った父親は「うまい」「なかなかうまい」と何度言ったかわからない。というよりも、ほとんどそればかり言っていた。
ようやく飲み終わると最後に「ありがとう」と言って電話を切った。
何だか俺は妙な気分になり、しばらく嫁に泣かせてもらった。

75 :素敵な旦那様 :04/11/26 07:59:54
うちの母が父が死んだ時には(正しくは静かに動かなくなっていった時)

「勝さん、勝さんってば!私あんたに沢山迷惑かけられたんよ、
これからお返ししてもらわんと困るやないの、ねぇ、勝さん」と言った。
そして
「私にこれからも迷惑かけていいけん、まだ逝かんで!」と言った。
私と姉と兄はただ泣いてそれを見ていた。

106 :素敵な旦那様 :04/12/09 01:20:06
3連休か羨ましいよ
俺なんか、仕事が忙しくて週一の休みでいっぱいいっぱい('A`)
でさ、連休も何年も無いんだよ・・・結婚してから旅行も一回も行ってないし(休みないからな)

今年の誕生日にプレゼント何がいい?って聞いたら
「5年くらいプレゼントいらないから1週間旅行に行ってみたい」って言われた。
結婚する時、「結婚したら毎年旅行に連れて行ってやる」って何回も言ってたんだよ。
で、俺も馬鹿だから誕生日に「今年は旅行に行きましょう」って書いたカードだけ渡したんだよ
そしたら嫁の奴、喜んで泣いてやんの・・・でも、もう今年も終わるんだよな
誕生日以来、旅行と言う言葉を言わなくなったんだけど、やっぱり休みが取れそうにないから
「旅行行けないかもしれないから、友達と旅行行ってくれば?」って言ったんだ。そしたら
「二人で行くんじゃないなら、意味が無いので行かない。旅行に行こうって言ってくれたのが嬉しかったから、それだけで満足よ」
だってさ。ごめんよ嫁。

47 :素敵な旦那様 :04/11/18 10:31:36
もれ、以前フリーターやってた頃、
夜勤明けの公園で日向ぼっこにハマってた時期があって
その公園に60過ぎの身なりには妙に不釣合いなギターをもったジイサンが良く来てた。

何度か会ううちに少しだけ会話とか交わすようになったんだけど、
昔はバンドとか組んでて車とかバイクとかカメラが大好きで
全ての時間と金をつぎ込んでたんだけど、
結婚を期にすべてやめて(やめさせられて?)、
家族第一で体がボロボロになるまで仕事してたのに
(実際、まだ60過ぎなのに80ぐらいに見えた&右足ほとんど動かず)
40年近く働いた会社を退職する日の朝に嫁から離婚届を突きつけられたらしい。

結婚5年目ぐらいに会社の先輩といったスナックのママにもらった名刺か何かをネタに
慰謝料とか生活費とかワケわかんない理由で
住んでた家から追い出され、貯蓄も退職金も殆ど巻き上げられ、
4畳半のボロアパートに一人暮らし。。。
茫然自失の中で僅かにのこった手元の金で買ったのが
バンドやってたころどうしても欲しかったそのギターなんだと。

その後、漏れも就職してその公園にもいかなくなったんだけど、
そのジイサン、去年の秋口にベンチで独りで死んでたらしい。。。ギターを大事そうに抱きしめて。

158 :素敵な旦那様 :04/12/17 16:19:19
昨日の夜。年末だし仕事も超忙しいし残業続きだし、
普通に午前2時に帰宅、いつもどおりだよ。
テーブルの上の冷めたおかずがいつもより少しリッチだった。
ボーナス出たばっかしだしな、
でもあんま飛ばして使うとすぐなくなっちゃうぞー、
オレの稼ぎは少ないぜぇー、
かなんかブツブツ言いながら食って、風呂入って、ビール飲んで即寝。

今朝、しょんべんで目が覚めたら
オレの横でまだ寝てるかみさんの枕元に、花一輪。
摘みたてっぽい、なんかわからんけど、とにかく花だ。
なんか供えてあんの。
なんじゃこりゃ、と思いながらしょんべん行って
二度寝する前にリビングで、我が家で一番の早起き小僧に
「かーさんの枕元に花置いたのお前か」ってきいたら
犬の散歩の途中で近所の人に
「かーさんにあげたいので一輪だけ下さい」って貰ってきたんだと。
「とーさん、好きな女の誕生日には、花ぐらいあげなきゃだめだ」
ってマジ顔で言われた。
「あの花、とーさんから、ってことにしといてやるから。」って。

昨日、かみさんの誕生日だった。
・・・・・わすれてた。。。。。

小4の息子、生まれた時なんか3キロなかったんだぜ、
あのチビスケがオレに貸し作りやがった。
嬉しいやら情けないやらで、朝からなんだか涙ぐんじゃったよ。
オレ、今日、ケーキ買って早めに帰るよ。

78 :素敵な旦那様 :04/11/26 11:15:34
俺の嫁はボランティアで公園の桜の世話をしていた、一番好きな花だから。そんな理由
四季にあわせて料理をし、俺に合わせる程度に酒を嗜む、出来た女だった

けど病気にかかりそのまま亡くなった、31歳だった

霊柩車に嫁と俺を含めた家族が乗り込み、公園の横を通りかかった頃
その嫁の世話していた桜が一斉に散りだした、「ブオオオオブオオオオ」という音と共に
最初は風か何かかと思ったが、少し違う。そういえば何かで読んだ事があるが桜は散る瞬間に音が鳴るそうで
それらが互いに共鳴しあいまるで桜が泣くかの如く

そして嫁の父親が「○○!見ろ!桜が泣いちょるぞ!○○!聞け!聞け!」
俺も涙で前が見えなかった、桜色に染まった風景が涙で霞んで朧のような桜、空気が桜色に染まったような錯覚を覚えた
あの風景は絶対忘れられない、すべてが桜色に染まった

あれから二年、今でも桜を見ると耳を傾けてしまう、あの桜の声が聞きたくて




     

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