オヤジとサシで・・・ より 次スレはこちら
- 267 名前:飲みっ子 投稿日:2001/08/06(月) 13:41
- 食事して、ビール飲んでたらいつのまにか家族みんな寝てしまってオヤジと二人で飲んでいた。
不意に、オヤジが「人間はなぁ、努力と根性があれば大抵のことはのりきれるもんなんだ」なんてしゃべり出した。
「でもなあ、絶対にのりきれないものがある。何かわかるか?」
わからない。
「死ぬということだ」
口元に笑みを浮かべながらもオヤジの目が潤んでいて、やりきれなくなった。
- 278 名前:呑んべぇさん 投稿日:2001/08/07(火) 03:32
- そういえば、オヤジとのむなんて成人式が最後だったな・・・(サシじゃなくって家族でだけど・・・)
あとでその時の写真みたら、オヤジめっちゃうれしそうでやんの・・・
中学、高校とずっと喧嘩しっぱなし、大学に入ってからも一人暮らしはじめたこともあって
あんまし仲良くできなかった・・・
こないだ他界しちゃったけど、後で聞いたら入院先の病院では看護婦とかに俺のこと色々自慢してたらしい。
直接誉めてくれたことなんていちどもなかったのに・・・
会えば文句いわれてたんだけどな・・・
そんなおいらも来年には就職、一人前になってから、もう一度のみたかったな・・・
あぁ・・・酔ってるから支離滅裂だわ・・・(ToT)
- 279 名前:今日帰郷する 投稿日:2001/08/07(火) 04:47
- 親父は肝臓壊してて飲めないけど、
俺が酒飲んでるところにお茶でいつも付き合ってくれる。
あまり教訓めいたことを言わない親父がある時、
「男ってのは、自分の親を看取ってはじめて一人前になれるんだ」
とポツリと言ったのが忘れられない。突然の言葉に驚いて
親父を見つめると、普段よりも老けて見えた。
- 331 名前:もうすぐ海外へ左遷 投稿日:2001/08/20(月) 22:30
- 盆に帰省して親父と飲んだ。
親父は手術で胃を摘出したので、ゆっくりと少しずつしか飲み食いできない。
ビールはすぐに腹がつかえるので、もっぱら日本酒を飲むようになった。
お袋が少しずつ、料理を運んでくる。
煮物、焼き物、親父が食える分量、食える速さに合わせて出来立てを持ってくる。
お袋は一緒に食べない。
俺が親父と飲むのを邪魔しないようにしているのだろう。
親父のペースに合わせて、俺もゆっくりと飲った。
特に何かを話し合うようなことは無かった。
ただ、ごく普通の会話をし、一緒に飲んだ。
親父が手術を受けてから、5年が経った。
医者に「覚悟をしておいてくれ」と言われた年数だ。
今度一緒に飲むときは
「俺の嫁さんになる人だよ。」
と紹介できる人を連れて帰りたい。
- 546 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/11/17 01:03
- 小さい頃に親父が酒を飲んでるのを横に座って見てたっけなぁ。
俺の視線に気づいた親父が笑いながら、大人になったら一緒に飲もうなって
言ってくれた事、今でも忘れない。
母は俺がガキの頃に死んで親父と二人暮し。母のぬくもりを知らずに
親父の愛情だけで育ってきた俺だったけど親父の事は好きじゃなかった。
俺が17の時に親父が交通事故で死んだと知らせがあって、それを現実と認めるのは
とてもとてもできなかった。まだ社会に出てない子供を残して親子共々死んでいくなんて、
まさに絶望的だった。
葬式では涙がでなかったけど、家の玄関に置いてあった飲みかけの酒を見つけた時、
涙が止まらなかった。
- 550 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/11/19 05:50
- 高専の時、捻くれて警察のお世話になった帰りで親父が突然焼き鳥屋に
連れて行ってくれた。その時に
「悪事は隠れてこそこそやるな。堂々とやれ。その方が自分でも気分が良い筈だ」
と言われた事がある。殆ど家に帰らずやんちゃばかりした挙句、窃盗で警察に捕まった
俺に酒を注ぎながら「警察に捕まった事は気にしない。これもお前の社会勉強だ。学習なんだ」
と言ってくれた時、なんだか親父の背中が大きくみえた。
卒業して就職した時は「家紋を気にせず、向こうで家起こす位になれ」
と酒飲みながら言ってくれた。
親父。来年か再来年には嫁連れて帰るからな。
やんちゃ坊主が成長して家庭を持てる様になった証として。
- 566 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/11/23 19:49
- 俺が浪人中のときに姉貴の結婚が決まった。
『できちゃった結婚』ってヤツでそれを聞いたとき親父は怒り狂ったらしい。
ある晩俺が部屋で勉強してると、親父がウイスキーとグラスを持って部屋に入ってきた。
ちょっと恥ずかしそうに「1杯だけ付き合うか?」などと言い勝手にグラスに注いでくれる。
「しゃーねーなー」とか言いながら一緒に飲んでると
「姉さんの事、聞いたか?」と親父。
「うん、まあね」
「俺はなぁ、いまだに信じられないんだよ。アイツがこんな形で結婚しちまうなんて」
必死に涙をこらえてるのがわかった。俺は何にも言えずにただグラスを重ねてた。
あれからもう9年。その時おなかの中にいた子も小学校に入りすっかりおじいちゃん子になっている。
「じいじ」なんて呼ばれてニヤニヤしてる親父を見てると笑えてくるが、あの夜のことは俺と親父だけの
秘密にしておいてやろうと思う。
- 570 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/11/23 23:57
- 現在海外に単身赴任中。
おとつい子供が生まれ、慌てて日本に帰ってきた。
田舎から親父がお祝い持って駆けつけてくれ、久々にサシで飲んだ。
「俺さぁ1年家族と離れてるだけでも辛いのに、親父はよく7年も単身赴任
したよなぁ」
と言ったら、親父さん顔を必死で隠してた。
親父が単身赴任してた頃は俺は厨房、工房。
あの頃俺は親父の苦労を何も考えてなかったが、親父は相当辛かったみたいだ。
今、子供が出来て、さらに単身赴任をし、親の偉大さが身にしみてわかる。
今はなかなか田舎には帰れないけど、そのうちかわいい孫連れていくからね!
- 573 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/11/24 02:45
- みんなの話読ませてもらって、
俺も自分の話聞いてもらいたくなった。
ウチのオヤジは酒乱で、
俺はガキの頃から昼間っから酔い潰れているオヤジを見て育った。
母親と俺は何かと理由をつけて殴られ、家にいる事が苦痛で仕方がなかった。
家庭環境のせいにするのはガキの言い訳になるが、
俺は中学の頃から寝る以外に家に殆ど帰らなくなり、
高校も途中で辞めて人間としてゴミ以下に成り下がって行った。
人が安易にその場凌ぎで自分の空白を埋める時に3つの事に走る。
薬、暴力、性処理オンリーのセックスだ。
それらは1つの事にのめり込むと他の2つにもはまって行く。
俺が16〜17だった頃はオヤジ狩りが問題になりはじめたで、
父親に対する憎悪を他の大人達に美人局というカタチでぶつけ、
暴力で得た金で薬を買い、部屋を借りてつまらないSEXに明け暮れた。
そんな生活を続けているうちに俺は分裂病に悩まされ、
18の時に車に飛び込んで入院する事になった。
母親が真っ先に駆け付けた。
母親は俺を憎んでいるだろうと思った。
あんな家に一人残して俺は好き勝手やっていたんだから。
けど母親は泣きながら俺の怪我が大した事ない事に喜び、
医者に俺の体に後遺症は残らないか?
きちんとした検査をやってくれたか?しつこいぐらいに聞いていた。
怪我だけでなく、分裂病の事もあってしばらく入院した。
母親に父親の事を尋ねると離婚した事を打ち明けた。
俺が一人立ちするまで待とうと決めていた事、
俺の将来の為に父親には内緒で貯金をしていた事、
俺を探しにクラブやレコード屋に足を運んだ事を打ち明けた。
はじめて俺は人前で声を上げて泣いた。
自分が情けなくて。
母親の無償の愛情に申し訳なくて。
50過ぎの母親が夜の新宿までいって、
もしもの可能性にかけてクラブで俺を探した。
ただただ申し訳なかった。
謝罪の言葉も出ずに、ただ母にすがって声を上げて泣いた。
俺は退院してから母親と住み始め、通信制の高校に通い直した。
大分薬で悪くなった頭で何度か落ちつつも宅建に受かった。
何年かぶりにその時酒を飲んだ。
死ぬほどうまかった。
父親を憎んで俺がした事は、
結局父親と一緒だった。
父親も辛かったから酒に逃げたんだと思う。
オヤジが死ぬ前に1回でいいから本当にうまい酒を飲ませてあげたい。
もうオヤジを許せたかは自分でもわからない。
だけど俺を母親が見捨てなかったように、
俺も父親をいつか許してやりたい。
普段書き慣れないもので、長く読み辛い文章になってごめん。
俺のはそんなにいい話じゃないけど、
オヤジとサシでの酒がまだ飲めてない人もがんばろうぜ。
なんか涙止まらない。
- 614 名前:呑んべぇさん 投稿日:01/12/06 01:55
- >>612
私も小さいときは、「おとうさんお酒くさ〜い」「お酒くさいおとうさん嫌い」
「酔っ払いのおとうさん嫌い」「嫌いやからこっちこんといて」とひどいことを言うてた。
酔っ払いの神経がわからんとまで・・・・(後悔
でもいい年になりいつのまにやら酒を覚えた私・・・・。必然的な感じちゅうか運命やったけどね。
サシでも呑みに行ったけど、「おとうさんの子どもやから酒呑みなってんでえ」と
笑ってごまかした。
リアクションはなかったけど、黙って酒を酌み交わしてくれた。
(未だに喜んでたのかその逆なのかわからんのよ。
女だてらに酒など呑むなと母に言うてたという証言があるからね。)
もうすぐ一周忌やわ。
おとうさん、ほんま、好きやってんでえ。
狭いか広いかわからんけど、この世の中で一番尊敬してる。
今私に出来るのは、墓に酒をかけたってそこで一緒にやるしかないんやな。
もいちど一緒に呑んでえな。たのむわ。夢でもええから。
おとうさん。
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