★★さよなら僕の車★★ より
- 1 名前:M 投稿日:02/10/05 01:13 ID:FURmyfCt
- 今日、18歳の時から8年間乗っていた僕のロードスターが去っていきました。
結婚するので、やむを得ず手放す事になった僕の車。
桜の咲くまだ明るい夕方、僕の家の庭に来た時の興奮。
初めて付き合った彼女を乗せての初ドライブで、ガス欠した情けない思い出。
失恋した親友と満天の空の下で、カーステかけて大声で歌った夏の日。
トラックに乗せられていく車を見て色々思い出し、涙がでてしまいました・・・。
機械であるはずの自動車に、何故ここまで情が湧くのか不思議ですね。
自分の車での楽しい事や、悲しい思い出など教えてください。
- 168 名前:野郎妻@MINI海苔 投稿日:02/11/05 09:35 ID:esIa/Fcz
- このスレ、涙なくしては見れない良スレですね。
車は道具じゃない、相棒さ!
本日の朝日新聞朝刊の読者投稿欄でこんな話が載ってました。
人名で表してある所などちょっと変えてます。長文スマソ
(前略)今年初め、新車を購入するため、6年間乗ったマーチを手放すことになった時、
小1だった長男は声をあげて泣きました。長男は妹と一緒にマーチの中に
「マーチへ。いままでいろんなところにつれていってくれてありがとう。
これからもげんきでね」
と書いた手紙をしのばせ、マーチとお別れしました。
それから9ヶ月余りが過ぎた先日、郵便受けに「マーチより」と書かれた
長男と妹あての手紙が届きました。その手紙には
今マーチは新しいオーナーの赤ちゃんを乗せて毎日元気に走っていること、
その赤ちゃんが手紙をくれた2人のように優しい子になってほしいということが
書かれていました。
熱いものがこみ上げました。長男は涙がこぼれ落ちないように必死に天井を
見上げていました(以下略)
朝から。・゚・(ノД`)・゚・。 。・゚・(ノД`)・゚・。。・゚・(ノД`)・゚・。でした…
- 116 名前:マンゴー 投稿日:02/10/30 11:52 ID:bH1IITiu
- その1
平3年式のカローラは、バブルの申し子と言われ、カローラ史上最も贅沢と言われた物だった。
そんなカローラを、祖父はオーディオも集中ドアロックもパワーウィンドウすらも付けず、MTで乗っていた。
9年前、免許を取り立てだった自分は、嬉しくて仕方がなくて腕試しも兼ねて黙ってそのカローラを借りた。
当時の彼女の家まで片道約2km。
免許取り立ての身には充分な冒険だった。
めちゃくちゃ緊張しながらも、そつなく初の短いドライブを終え充実感に浸った。
その後、母のミラや姉のリーザ、父のセフィーロ等を借りながら学生時代を過ごし、Uターン就職をして実家に戻った。
その2年前、カローラを使っていた祖父は他界し、形見としてカローラは走行距離わずか1万km程度で残されていた。
貯金もなかった私は、そのカローラをありがたく使わせてもらうことにした。
しばらく車の運転からも遠ざかり、感覚が鈍っていた私にとっては
MTというミッションといい、サイズといい、既に傷だらけのボディといい、
練習を兼ねた車としてはまさにうってつけだった。
最初は車検までの1年半だけ使わせてもらい、車検のタイミングと共に新しい車に買い換えようと思っていた。
が、思うように貯金がたまらなかったこと、思いの外愛着がわいてきたことなどから
もう2年車検を通して乗ることとした。
- 117 名前:マンゴー 投稿日:02/10/30 11:53 ID:bH1IITiu
- その2
一人暮らしの家から荷物を満載して実家まで戻ってきたこと。
就職し、遠距離恋愛となった彼女との最後の旅行、そして別れを告げたこと。
ルームミラーに映った泣き崩れる彼女の姿を見ながら、心を鬼にしてただ立ち去ることしかできなかったこと。
自分自身も号泣しながら運転したこと。
そして新しい彼女への告白、初めてのキス。それから数々のデート。
少しでもスポーティにと初ボーナスで買ったアルミホイール。
同じくボーナスで買ったカーオーディオ。
20台程度の玉突き事故のど真ん中からの奇跡的な無傷の生還。
祖父の霊に助けられたとしか思えないような数々の”紙一重”の出来事。
友人達とのキャンプ。
彼女との結婚式場回り。親戚回り。
こいつと一緒にいろいろな思い出を作ってきた。
素の自分をいっぱいさらけ出してきた。
本格的に乗るようになってからわずか3年半だったけど、とても濃い時間を一緒に過ごしてきた。
間もなくうちにも子供が産まれる。
走行距離は短いものの、いたる所にへたりが見られるようになってきた。
買い換えを決意したのはアテンザのMT発売の情報を聞いたとき。
それまではもう一度車検を通すか否かで心は揺れていたが、
この情報で買い換えの方向に気持ちは一気に傾いた。
カローラのおかげでたまった貯金でアテンザは買えそうだった。
子供が産まれても充分の広さの室内空間がアテンザにはある。
車は乗り潰す派の私にとって、10年後でもアテンザなら不満に思うことはなさそうだ。
今までは皆無だった快適装備(集中ドアロック、パワーウィンドウなど)も、
当然ながら全てついている。
何より走ることが楽しい車だ。
何一つ不満はなかった。
これからのアテンザとのカーライフに希望ばかりを持っていた。
- 118 名前:マンゴー 投稿日:02/10/30 11:54 ID:bH1IITiu
- その3
そしてついに車検切れの日が迫ってきた。
自分の誕生日とカローラの車検切れの日が同じというのは何かの因縁だろう。
最後に2泊3日の旅行に妻と一緒に行くことにした。
急に寒くなった日本列島。
紅葉を見に行くはずの旅行が、カローラに最初で最後の雪を体験させる旅行となった。
走行距離600km以上の今回の旅行で、カローラは一度もガソリンをくれとせがむことはなかった。
聞き分けがよく、とっても素直な相棒は、旅行から帰ってきた日の夜、
アテンザを買うディーラーの営業マンに引き取られていった。
友人からもらって付けた後ろのスピーカーで、暗闇に浮かび上がる”KENWOOD”の文字がすごく寂しげに見えた。
他人に運転をされて去っていくカローラ。
もう2度と会えないと思うと、急に寂しさがこみ上げてきた。
手元に残ったのは納車までの間の代車:デミオ。
新車がすぐに手元に来ないという状況が、余計に寂しさを煽る。
何より一番つらかったのは妻の態度。
所用でカローラが引き取られていく場には立ち会えなかったが、
帰ってきてからカローラの話をしていると、急に泣き出す。
「長い付き合いだったんだもん。いろんな思い出があるんだもん。」と。
そうだ。こいつとの付き合い→結婚という流れの中で、カローラはいつもそばにいた。
涙を流すほどに愛着を感じてくれていたのか。
嬉しいと共に、今となってはつらかった。
「カローラを捨てた!」となじられたことも、かなりショックだった。
- 119 名前:マンゴー 投稿日:02/10/30 11:55 ID:bH1IITiu
- その4(最後)
失って初めて気付くことがある。
アテンザへの期待で心は小躍りしていた自分だったが、
駐車場を見ても、今まで当たり前だったカローラの姿がもうない。
非力ながら6000rpmまで頑張って回ってくれていたあのエンジンをもう回せない。
ボディサイズの見切りが抜群によく、どんなに狭い道でも自分の手足のように
言うことを聞いてくれていたあいつが、もういない。
最後に一緒に旅行に行けて良かったよ。
自分にとって初めて所有した車であり、MTの操作を教えてくれたかけがえのない相棒だった。
荒い使い方をして、時には八つ当たりをしてごめんな。
11年間お疲れさま。
3年半、俺と付き合ってくれてありがとう。
いつも俺を優しく包み込んでくれてありがとう。
今は感謝の念でいっぱいです。
- 188 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう 投稿日:02/11/07 17:24 ID:btyHF7YP
- 6年前、大切にしていた愛車が走行中に突然燃えた。古いイギリス車とはいえ、
まさかこんなことが起こるとは思ってもいなかった。燃料配管のトラブルが
原因だった。手持ちの消火器も使いきり、炎を上げて燃える車を呆然と見る
自分の横で彼女が泣いていた。
「これ…直せない…よね…大事にしてたのにね…」
この車は狭くて暑くて嫌いだといっていたはずなのに…。
その後僕は彼女と結婚した。あれ以来、僕は自分の車を持たなかった。
車は彼女の乗っていたマーチだけ。それでいいんだと思っていた。
「今日、どうしても出かけよう!」
ある日、妻に連れられて僕は出かけた。行き先は内緒だという。
ついた場所には、あの日燃えてしまった車と色まで全く同じ車があった。
「一昨日、仕事の帰りに偶然ここを通りかかったら、ショールームの中に
これがあってさあ…。今日見に来るからとっておいてって頼んだんだ。
なあに? 泣いてるの…?」
あの日から5年3ヶ月が経っていた。
その車は今、ガレージの中でマーチと並んでいます。こつこつレストア中…。
- 193 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう 投稿日:02/11/07 19:28 ID:jgAVZ2s8
- 19歳の春、「東京で二人で暮らそう」
そのとき泣きながら手放した彼女の赤いファミリア。
そのお金で暮らし始めた小さなアパート。
今、42歳になった彼女がとなりにいる・・・
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