PickUp #129  2002.10.16   <- Prev  Home   Next ->


我が家で飼っていた動物の思い出 より

10 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/01/20(土) 17:47
母親が嫁入りの時に連れてきた猫(♂)。
姉貴や俺は赤ん坊の頃からこの猫に子守りしてもらって育った。
19年も生きたからみんなが知ってて誰もが可愛がってくれた。
死んだ時、家族や親戚・友人たち・ご近所さんも全員で泣いたよ。

我が家のアルバムにはこの猫と一緒に撮った思い出がいっぱい。

25 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/01/21(日) 23:06
世の中には賢い犬もいるだろう。
しかし我が家の駄犬は最期の最期まで駄犬だつたよ。
うちに引き取られて2日目にうちのジジイと対面し
何が気に食わなかったのかジジイのすねに噛み付いた。
ブチ切れたジジイは盆栽用のハサミで反撃し、駄犬は
腹部に重傷を負った。郵便配達の人にも吠えるので
ジジイは木刀で何度も殴った。しかし駄犬はへこたれず
仕返しにジジイの大切にしていた盆栽をひっくり返して
食い散らかした。庭は荒らさないがジジイの盆栽だけを
めちゃめちゃにした。ジジイはもう勘弁ならんと駄犬の
飯は我が家の残飯のみに定められた。
次の日またジジイとひと悶着あった駄犬は隙を見て
我が家から逃走し、家の目の前で車に跳ねられて即死した。
駄犬を轢いたドライバーがうちに謝りに来たが
ジジイはありがとうありがとうとニコニコしていた。
そしてジジイは2日後に脳溢血で他界した。
ジジイと駄犬は天国でもまだやり合っていることでしょう。

116 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/02/22(木) 15:53
昔、雑種の犬を飼っていた。
父の知り合いから譲ってもらったのだけど
当時まだ生まれて1ヶ月くらいの子犬で、真っ白で毛並みもふさふさ。
遠くで「おいで」と呼ぶと、まるで白い毛玉がコロコロ転がるように
走ってくるので「コロ」という名前をつけた。
自分を5番目の家族と固く信じていたようで、家族全員で外出して夜遅くに
帰ろうものなら怒る怒る。それでもって嬉しくってたまらないものだから
その自分の感情をどう表現してよいのか分からず玄関のドアに体当たりを
繰り返す姿がなんともおかしくって可愛かった。
それから12年、すっかり年老いて一日中寝てばかりになってしまったコロ。
ある日、私が学校から帰って部屋でテレビを見ているときに、外で犬の吠える声が
1回だけ聞こえた。すごく元気なはっきりした声だった。
コロはすっかり弱っていてもう吠えることができないし、他に近所で犬を飼っている
ところはない。散歩中の犬が通りがかりにコロに吠えたのかな?
なんとなく気になったので窓から外を見たけど、コロはぐったりとして寝てて
周りに犬の姿はなかった。
しばらくして母が買い物から帰ってきてコロの頭を撫でようと覗き込んだら
コロは目を開けたまま死んでいた。まだ温かかった。
私が聞いた吠え声は、コロがふりしぼって出した生涯最後の声だったのだろう。
甘えんぼの子犬だったコロも、最後は私たち家族を守る番犬として
目を開けて、しっかりと周りを見据えながら逝ったのだろう。
今まで家族を、我が家を守ってくれてありがとう、コロ。
あなたは今でも変わらず私達の5番目の家族だよ。

161 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/04/14(土) 04:01
クロ、元気か?
私と私のお布団のないそこで、どうやって寝てるのかい?
ちゃんとあったかくて気持ちいいところを見つけたか?
私は今でも寝床でおまえを待ってしまうよ。
肩とふとんの隙間にひょいと鼻を突っ込んで、しばらくふんふんと匂いを嗅いでから、
するすると入ってくるおまえのひんやりした体を。
私がいそいそと横向きにすると、おまえは背中をぴったり私の体につけて、
私の脇にお尻をぴったりはめ込んで、まっすぐな尻尾で私の頬を撫でてくれたね。
絹糸のような、とはお世辞にもいえない毛並みだけど、
君の体を撫でながら眠りにつける私はどんなに贅沢だったんだろう。
すかしっぺはめったにしなかったけど、あれは強烈だね、
もしそこでいい飼い主を見つけてるなら、やらない方が良いと思うよ。
おまえは私が出合った最初の家族だから、
私の今までを一番知ってくれてるのもおまえだから、
おまえがどこに行ってても、いつか会いに行くからね。
本当は、おまえに迎えにきて欲しいけど。
私の最後の瞬間に、
いつものように右肩のふとんの隙間から
するするっと入ってくれれば、どれだけ幸せな気持ちで逝けるだろう。
でも、人一倍好奇心の強かったおまえだから
空腹もない、病気も事故もない、悪さをする人もいないそこで
自由気ままに探検し放題で夢中になって、うっかり忘れたとしても
私は怒らないよ。思う存分遊びなさい。
もう苦しくもない、痛くもない、思うように動く元気な体を楽しんでおくれ。
いつか私もそこに行ったら、気の向いた時にでも会ってくれればいいよ。
今すぐにでも合いたいけど。夢の中でじらすのは意地悪すぎないかい?クロ。

191 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/05/16(水) 19:25
病弱な母がとても猫好きで
母が寝ているベッドの足元にはいつも猫が丸まっていた。
小さな頃は母の側で寝られる猫が羨ましくて
押しのけては私も母の足元で丸まってた。

「たま」って名前の猫で誰にも懐かず母にだけ懐いていた。
そんな母が自宅療養では治らないということで
入院することになった。
入院してからすぐにたまきちは家出してしまい
母に「たまどうしてる?」と聞かれると
「ちょっと寂しそうだけど元気だよ」と言って誤魔化していた。
しばらくして母は入院の甲斐もなく病院で息をひきとった。

私達は母に本当のことを言ったほうがよかったのかなぁ?
等と言っていたのだが母が亡くなって数日後の夜
そのたまがひょこりと帰ってきた。

見る影もなくやつれ果てたたまきちは母のベッドに
よろよろとたどり着くといつもなら飛び上がって
登れるベッドに登れず私が抱き上げてベッドに乗せてやると
いつもの母の足元の指定席で丸まって眠ってしまった。

「なんだか疲れ果ててるみたいだねぇ?」とそのままにして
私達も眠ったのだが次の日の朝見に行ってみると
たまはその場所で冷たくなっていた。

私と父で裏庭に埋めてやったのだがそのとき父が
「きっと、かーさんが寂しくてたまを呼んだんだろうな」
とぽつりと言った。

そんな父もすでに亡くなり私は今でも猫を飼っている。
この猫は私が呼んだら来てくれるのだろうか。
膝の上で大きなあくびをしている私の「たま」や。




     

PickUp #129  2002.10.16   <- Prev  Home   Next ->



SiteOwner:hiroshu29[atmartk]hotmail.com
Copyright (C) 2002-2005 泣ける2ちゃんねる