>>一生忘れられないあの駅&列車・2<< より
- 326 名前:306 投稿日:02/07/07 23:10 ID:YSMeZSme
- >>321
で、泣きそうになった。
中・高時代ずっと片想いしてた女の子の結婚が最近決まって、
何の因果か結婚パーティーの幹事をやることになった。
いや、「二つ返事」で引き受けてしまった。
そんなときにこのスレ読んだもんだから、色んな事思い出した。
高校の時、お互い列車通学だったので結構一緒に帰ったりした。
車両はJR北の721系。大抵同じ方向に帰る人間と大勢でワイワイ騒ぎながら、楽しく過ごしていた。
ある日、珍しく混んでいた車内、他の友達は誰もいなかった。
2人掛けシートに並んで座った。不意に彼女が肩にもたれかかってきた。見るとすでに寝息を立てていた。
乗車時間7分、できるならこのままずっと乗りつづけていたかった。いや、止まってしまえとさえ思ってたかもしれない。
でも721系はきっちり120km/hできっちり7分で降りる駅についた・・・・・。
それから1年後、高校を卒業して引っ越す数日前、2人で札幌まで出かけた。
告白する最後のチャンスだと思っていた。
でも、行きの列車の中で彼女に彼氏が出来た事を聞かされた。もちろん、告白なんかできなかった。
帰りも721系だった。また1年前と同じ、彼女は寝息を立てて肩に寄りかかっていた。
それから何度か、721系に乗った。もちろん今度は一人。
でも、721系はあの時と変わらずに走っている。
721系3号車の後ろから2番目の席、多分、ここに乗るたびに思い出すんだろう。
過ぎていった、あの日々のことを・・・・・
ちなみに、彼女とあの時に付き合い始めた「彼」が、彼女の結婚相手だ・・・・・。
親友であり大切な人でもある彼女に、このレスを捧げます。
さて、結婚パーティーの企画書仕上げるか(藁)
- 306 名前:名無し野電車区 投稿日:02/07/05 13:09 ID:SW7Retop
- ある北の第三セクターのローカル線。
隣町に家庭教師のバイトをしていたので、週に何度かこの路線を利用していた。
降りる駅は、ホーム一面だけで待合室すらないローカリーな駅。
車で通りかかったときに「こんな駅で乗り降りする人間なんているのか?」と言っていたが、まさかその一年後自分が乗り降りしているとは夢にも思っていなかった、人間どこでどうなるか分からないものである。
ちなみにその前の駅とその後の駅には立派な待合室があり、吹雪に吹きっさらされて「鉄道員(ぽっぽや)ごっこ」しなくてもいいのである。
行きは部活帰りの高校生でにぎやかな車内だが、帰りは終列車で乗客はひとりかふたり。
この日も、乗客は高校生と漏れのふたりだけであった。
突然、運転士さんが振り向いて「なあ、電気消していいか?」と漏れたちに聞いてきた。
「へっ、車内灯消すの?」乗客がいるのに車内灯を消すなんてこと規則違反じゃないのか、と。
しかし漏れは思った。「それ、おもしろそう。」と。
一応もう一人の乗客の方を見て、笑っていたので「いいですよ。」と運転士さんに返事した。
そして、車内灯は消された。
回送列車に乗っているような感覚が、ちょっと嬉しかった。
ふと窓の外を見た。
「あれ?こんな明るかったっけ?」窓の外は夜とは思えないほど明るかった。
一面に積もった雪に月の明かりが反射して、幻想的な景色が広がっていた。
「銀河鉄道の車窓って、こんな感じなのかな・・・・・。」
そう、その路線はふるさと銀〇線・・・・・
- 337 名前:時効だから 本日の投稿:02/07/08 08:29 ID:???
- 国鉄バスの名金線です。
まだ名古屋から金沢まで直通運転していた頃。
小学生1年@春だった私は母に連れられて白川村の母の実家にいきました。
バスを降りて実家へと歩いていく途中に私はリュックをバスに忘れてきたのに気づきました。
母にだだをこねてもどうしようもなく、しかたなく実家へ向かっていると
先ほどのバスが戻ってきました。
バス停でもないのにバスがとまり中から初老の運転手が私のリュックをもって出てきました。
「内緒にしておいてくださいね」
そういって私のリュックを手渡してくれました。
確かあの時の運転手はにっこりと笑っていたと思います。
バスが去っていくとき私はうれしくて手を振るとバスの中の乗客の人たちが手を振り返してくれました。
あれから相当月日は過ぎて荒れた田畑が広がり廃屋ばかりの集落となってしまいましたが
あの時の、初老の運転手、バスの乗客、周囲に広がっていた美しい田園
山に美しく咲く山桜、いまでも鮮明におぼえています。
- 380 名前:名無し野電車区 投稿日:02/07/18 07:12 ID:???
- 何年も帰っていない実家にあるとき用があっていった。
父は仕事で不在、母がいつものように纏わりついてくる。
親と話す事もなく、いらいらと「あ〜、早く自分の家に帰りてー」と
ぶつぶつ思っていた。いくら血がつながっていても、合わないものは合わない。
新幹線の時間が迫り、それを理由にいそいそ準備をする自分。
泣き言や脅しやいろんな事を理由にすがり付いてくる母親。
少しの殺意も感じながら、とにかく出て行こうとしていたとき、父が仕事から
もどってきた。いつもならもっと遅くなるのに、変な感じがした。
冬の寒い中、カブから下りると、前の籠の仕事かばんから何か取り出して
冷たくなった手から渡される。
たまたま仕事場でお土産にもらったから持っていって新幹線で食え、という。
うざったいので適当に返事をしてカバンのポケットに放り込み、二人に
おざなりに挨拶し、タクシーに乗りこんだ。
ああ、これでやっと家に帰れる。
新幹線で、かばんに放り込んだものをあらためて取り出すと、それはお菓子だった。
それも、ふわふわして柔らかい、ちょっと手のひらに取ったくらいですぐに崩れる。
父親は、それを潰れないように自分の仕事カバンの一番上に入れ、冬の帰宅の道のりをバイクで飛ばし、
形が崩れない様に持って帰り、自分に両手で手渡した。
それはカバンの中でちょっと扁平に形が変わっていた。
なんか、新幹線のトンネルの中で、窓に映る自分を見てぼろぼろ泣いた。
理由はわからなかったが、博多から大阪に着くまで、ずっと泣いた。
お菓子を潰れないようにカバンに入れなおして、持って帰った。
自分の家で一口食べると、ふんわり柔らかくてすぐに口の中でとけて消えた。
- 392 名前:名無し野電車区 投稿日:02/07/20 23:08 ID:???
- 大荷物で乗りこむと、気の良いものの少しくたびれた感じのオジサンが
にこにこして荷物を棚へと上げてくれた。
外を眺め、子どものように楽しそうにもしている。
そして、オジサンが話しかけて来た。
「オレノ日本語、ヘンカナ?」
言葉は日本語だけど、明かに異国なまりがあった。
外国から40年ぶりに日本へ帰り、新幹線じゃ景色が見れないので
鈍行で移動しているのだそうだ。
日本に帰るかどうか決める時、その国で結婚していたから
家族をおいて帰れないと定住を決めたのだと話してくれた。
4人が二人ずつ向かい合う座席の中、なんとなく冷たい空気が流れてた。
「あんたの事情なんか知らん」そんな空気だった。
私は一人旅と言う事もあり、出会いが嬉しくてそのオジサンの話を聞いた。
切ない人生がそこにあると思った。
いとおしそうに、大事なものの様に、電車の何でも無い景色を見る姿が
今でも焼き突いて忘れられない。
- 393 名前:初めて 投稿日:02/07/20 23:17 ID:NXIbWl8/
- こんなスレがあるとは。
俺にも本気で一生忘れられない駅がある。激しく長くなりそうだけど語りたい。
俺は両親が共働きだったから、小さい時はほとんど婆ちゃんの家で過ごした。
婆ちゃんとはよく電車に乗っていた記憶がある。
それは婆ちゃんが頻繁に俺を実家に連れて行っていたためと聞いた。
孫ができて嬉しくてしょうがなかったとのこと。
小さい頃のことでほとんど憶えてないのだが唯一覚えているのが
駅にあった小さな陸橋。
あそこをおんぶされて渡るのは少し怖かった。
婆ちゃんの実家には俺が4.5歳の頃から血縁者は誰もいない。
それ以来疎遠になって、行った事も無かった。
それで何年か前のことだけど、会社でいろんな嫌な事が重なって、
ボロボロになって追い詰められて自殺も考えた。
取り敢えず死ぬ場所を探しておくことにし、
いろいろ考えた末、電車で行こうと決め、俺は高徳線に乗りこんだ。
ぼ〜っとしたままかなり長く走って、とうとう婆ちゃんの実家がある駅まで来てし
まった。
でもあんまり田舎なので、何の実感もわかなかった。
降りようか降りまいか悩んでいたらドアが閉まりかけたので
用も無いのにとっさに降りてしまった。
20年ぶりくらいだ。
- 394 名前:初めて(続き) 投稿日:02/07/20 23:18 ID:RIsdOSSX
- さっきは気付かなかったが、降りたらすぐ左に、
線路にまたがった、駅の出口に行くための小さな緑の陸橋があった。
コレだけは覚えている。まだあったのだ、と思った。
とりあえず車掌に切符を渡した。列車が発車する。
そこは無人駅で、とても静かだった。こんなところに降りてどうする。
取り敢えず早く死に場所を見つけないと。
そう思い一人陸橋で手摺につかまり目を閉じた。
するとその時、本当に嬉しそうに小さな俺をおんぶして、
何度も何度もその陸橋を渡った婆ちゃんの姿が思い浮かんだ。
俺が生まれたこと、それが嬉しくてたまらなかった婆ちゃんの姿が。
急に涙が出た。自殺なんてとんでもない、自分を殺すなんてとんでもない。
とっとと帰ろうと思った。
そのまま自販で切符を買って帰りの電車を待った。
もはや何もかも小さな問題に思えた。
それより孫をおんぶした婆ちゃんの嬉しそうな顔を思い浮かべると、
自分を絶対見捨てたくなくなった。
時を越える身内の愛の偉大さを感じたヨ。あの駅は、俺にとって一生忘れる事は出来
ない。
そこは高徳線の中でも読みづらい漢字二文字の駅です。
俺の人生をかえた駅です。
本当に激しく長くなった。すまぬ。
- 403 名前:名無し野電車区 投稿日:02/07/21 17:53 ID:???
- 今月の初め。新幹線で大阪へいった。
東京駅でのできごと。
俺は一番デッキよりの席に座っていた。
おばさん2人がデッキとホームで立ち話。
友達なんだから困ったことがあったら連絡してね、などいろいろ聞こえてきた。
そのうち扉がしまるとそのおばさんはずっと手を振っていた。
ふと思い出した9年前春の上野駅。
入社以来ずっと仲のよかった同期の相棒。喧嘩もしたし助け合ったりした相棒。
そんなあいつが転勤で盛岡へ。俺は東京に残ることになった。
あいつが盛岡へ移動する日。あいつはいいと言っていたが俺は見送りに言った。
列車の時間までの間喫茶で昔話をいろいろしていた。そしていよいよ改札にいったとき
俺はつい泣き出してしまった。あいつは俺も悲しくなるから泣くなと言っていた。
がんばれよとお互い励ましながら、あいつは改札に入っていった。
あれから俺は会社をやめた。あいつはどうしているのか。
連絡をとっていないのでわからない。
- 280 名前:名無し野電車区 投稿日:02/06/29 01:32 ID:yxFHqxXB
- ながらに乗るため、夜の上り東武快速に乗る。
いつもなら席取り合戦のため整列乗車なのだがこの時間になると誰もいない。。
これから夜の仕事に行くと思われる女性が車内で化粧をし、
すでに酒に飲まれ、寝息を立てているおっさんがいて、
普段ならここにいない自分がいる
すべてが通常見ることが無い風景
旅はいつもここから始まる
SiteOwner:hiroshu29[atmartk]hotmail.com
Copyright (C) 2002-2005 泣ける2ちゃんねる