PickUp #214  2003.07.07   <- Prev  Home   Next ->


No.214 ちょっとせつなくなった食事の風景 より

171 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/18 17:11
ずいぶん昔、漏れがまだ6-7歳くらいのこと
ある日母がかき揚を夕食に出したんだけど
どうやら失敗したようで、うまくなかった
幼かった漏れと妹は「まずい、まずい」の大合唱
母は父に子供たちをたしなめてもらおうと思ったらしいが
いつもは母の味方をする父もこのときばかりは
「やっぱり今日のはうまくないぞ」と一言
これで母はぶち切れて夫婦ゲンカが勃発
「もう食べなくていいわよ!」と泣き出してしまった
父はその勢いで漏れと妹を連れ、近所の定食屋に行った
そこで大好きだったはずハンバーグを食ったんだけど
なぜかおいしく感じなかったなあ・・・

その母が亡くなってもう17年、今年の盆も墓参りに行けなくてすまん
とここで改めてあやまってみる・・・長文スマソ

178 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/20 09:04
旦那との喧嘩はなぜか食事時に多く
些細ないい方で険悪な雰囲気に
彼は黙ってお箸を置く。そしてもう一切食べてくれない
喧嘩のことよりも、食べてくれないことの方が悲しくて
なきながら一人で食べている。
食べる気がうせるのはわかってる。だけど
私はだんだん怒りがこみ上げてきて
茶碗を投げる(壁にね)味噌汁を撒き散らす。
そのころは彼はもう部屋に引きこもってしまい
私は散らかった部屋をなきながら一人で片付ける。
しばらくして、天井近くにご飯粒がついているのに気づく
もう、粗末にしちゃいけないね。
楽しい食事にしなくちゃととつくづく思う。

180 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/20 23:34
母が、伯母(母の姉)と旅行に行ったので、夫婦でピザをとって食べた日。
夜の9時過ぎになって、母が帰ってきた。
母は、伯母も連れてきていて、「夕ご飯、まだだから、用意して。」と私に言った。
伯母の気分がすぐれず、旅行を中断して帰ってきたのだが、従兄弟(伯母の息子)は、
「今日から家族で妻の実家に行くので、帰ってこられても困る。そっちで面倒見てくれ。」
といわれたのだと言う。
台所を漁ったが、干物と野菜の煮物くらいしかなかったので、
それにインスタントのふかひれスープを添えて出した。
「まるで朝ごはんだね。」と母。
「お前たちはどうしたの?」
「ピザとった。」
すると、伯母が、「今の若いもんは、みんな自分がよければいいんだから。」
とイヤミを言った。私たちでなく、息子夫婦を言ってるんだと
わかっていたけど、不愉快になった。
夫が席を立って、家を出て行った。
いくら不愉快でも、出て行かなくてもいいのにと、私はさらに不愉快になった。
伯母は、息子夫婦の悪口を言い続けていた。聞いていて、私はさらにいやな気分になった。
10分ほどで、夫が戻ってきた。ニコニコしていた。
「これ」と言って差し出したのは、”甘栗むいちゃいました”。
何を思ったのか、7個も買ってきた。
「夕飯がまずしいから、デザートでもと思って、コンビニで探したけど、甘栗はこれしかなくて...。」
まだ、会うのは2度目の夫が、伯母の好物を覚えていたことにも驚いたが、
気の強い伯母が涙ぐんで「ありがとね」と言ったのは、もっと驚いた。
干物と煮物にふかひれスープ。そして皿に山盛りのむき甘栗のデザート。
なんとも、奇妙な夕飯だが、伯母にとってはせつない食事であったようだ。

186 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/21 19:57
姉のうちが埼玉。泊まりに行って1月の寒い日の夕方、車で近くの大型スーパーに買い物に行った。
トイレがパーキングの端に位置していて、その手前には焼き鳥、今川焼きなんかの移動屋台のトラック
があった。トイレに行った帰り、パーキングのガードマン兼交通整理のおじさんがハフハフ今川焼きを
たって食べてた。どうってことはない風景だったが、だんだん日が暮れて冷え込みが厳しくなっていく時間帯
そのおじさんのことが妙に寂しく見えた。多分立ちっぱなしで仕事しておなかがすいたのだろう。
帰り際、パーキングを出て行くときおじさんの誘導で出た。おじさん寒そうだった。年のころは多分50代後半。
なんかせつなくなった。

195 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/22 20:22
ちょっとした事から、旦那が『食わせてもらってる身分のくせに』と
私に言った。
結婚、ちょっとの間仕事、妊娠、出産、育児と続いて
専業主婦だったから反論できずに言われるままこらえた。
それが心に残って、旦那の前で食事するのが怖くなった。
旦那がいる朝と夜はダイエットしてるからと言ってごまかし
食事をとらない。
昼は朝の残りご飯に醤油を少しかけて食べる。
台所でラジオを聴きながら、食べ終わってハア〜と溜息を
つくと、なんともいえない気持ちになる。

205 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/23 11:02
俺の話も。
小学生4年生の時だったな、その日は休みで親父が寿司を握ってくれた。
楽しい食卓だった。そこに突然、酔った親父の会社の人が現われた。
親父は酔って帰るようなことはなかったし、ずかずか上がりこんできて非常に不快だった。

「いいもの食ってんな」と寿司をつまみはじめた上、弟をからかったりするその酔っ払い。
物凄い侮蔑を感じたんだが、こういうのに黙っているハズがない親父がえらく控えめ。
様子を見るにどうも親父の上にいる人らしい。
押し黙って寿司をつまんだが、自分自身も耐えている親父を見るのも惨めになってきたので、
適当に理由をつけて半泣きの弟を連れて部屋に駆け込んだ。

大好物の寿司で喜んでいた30分前から一転、途轍もなくせつなくなった。

ヤツが帰った後、寿司を食ったが食卓は妙に静かだった。
親父もしょぼんとしているので「鮪が食べたい」と言ったら親父は黙ってガンガン
握っては俺によこして、「もっと食べろ」と言う。
親父なりの謝罪なのか、と思うとなんか親父がかわいそうになって涙が出そうになった。

親父が寝室に行った後、母親が食卓を片付けながら俺に言った。
「許してあげて。あの人、奥さんと息子さんが一緒にいなくなっちゃったらしいのよ」
「息子さんは小学1年生でね。あんな人じゃなかったんだけどね」 俺の弟も、小学1年生だった。

その親父の上司を思うと、再び、別の意味で切なくなった。

213 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/23 21:29
9年前のこと。それまで病気なんでしたことが無かった母親が急に他界した。癌だった。
俺はそれまで親孝行なんてしたことが無く、とてもいい息子とはいえなかった。
葬式等が終わり、一人暮らしをしている部屋へ戻り、腹が減ったので冷凍庫をあさっていると、
そこには母親が作って送ってくれた惣菜(切干大根の煮物、きんぴらごう)があった。
それらを食べていると涙が止まらなくなった。
「ああ、これが最後のお袋の味なんだ。」って。
一口々噛しめて食べたさ。ろくでもない息子のためにわざわざ作ってくれたことに感謝しながら。

216 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/23 23:03
>>213
哀しかったね。お母さんは、もうあなたが一人で生きていけるから
神様が天国に連れていったのさ。だから又、いつか逢えるよ。
健康に気をつけてお母さんの分まで楽しくいきて欲しいです。




     

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