世の中まだまだ捨てたものではないと思ったこと より
- 189 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/05/27(日) 09:26
- もう何年も前になるんだけど、駅から離れた交通の便が悪い
病院に行く用事があったんだけど、道がわからないので
高校生の女の子に道を尋ねました。その子は笑顔で
「それならうちの近くなので案内しますよ」と言ってくれました。
しばらくいっしょに歩いていたんだけど、途中から天気が
悪くなって、雨が降り出してしまったんです。
予想していなかった出来事なので、誰も傘を持っていませんでした。
「おばちゃんたち、足が遅いから先に行っていいよ。」というと
その子はぺこっと頭を下げて、病院までの道筋を説明すると
走って帰ってしまいました。
途中で運良くタクシーを拾い、病院まで行ってもらうと(あっと言う間でした)
さっきの女の子が傘もささずに自転車で走り回ってる姿をみつけました。
雷が怖かったみたいで、半分泣きながらも私たちのことが心配で
豪雨の中走り回っていたようです。自分はびしょぬれなのに
傘を2本持っていたので、多分私たちのために持ってきてくれたのでしょう。
私たちがタクシーに乗っている姿を見ると、笑ってまたぺこっと頭を下げて
帰ってしまいましたが、とても嬉しかった出来事でした。
- 214 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/04(月) 12:37
- 私は駅前の薬局に勤めているのですが、たまに足の悪いおじさんを見かけます。
ある雨の日、そのおじさんが電車から降りてくる姿が見えました。
おじさんの歩くスピードはものすごく遅く、1mを10秒位かかってしまうんです。
傘をさすことが出来ず、ずぶ濡れで歩くおじさんを私は見ているだけでした。
そんな時、うちによく買い物にくるお客(20歳位の女の子)が
おじさんに声をかけたんです。
少し話した後、女の子はおじさんに傘を渡し立ち去りました。
「ああ、傘をかしてもおじさんはさせないのに。」
と思っていると、おじさんは帰ろうとせずうちの店の軒先に立っているんです。
それから10分位してさっきの女の子が車で戻ってきました。
おじさんを乗せ立ち去っていく車を見ていて、自分が情けなくなりました。
- 243 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/09(土) 02:27
- 前の晩、6万円(銀行からおろしたて)入りのヴィトン財布を落とした。
もう絶対もどって来ないと持って、カード会社へ連絡したりして
「今月どーやって暮らそう‥」と暗くなってたら警察から連絡が。
朝早く、新聞配達の青年が見つけて交番へ届けれくれたらしい。
上京したてで仕送りと新聞配達でがんばってる大学生だった。
お礼(現金)は受け取ってもらえず、せめてと菓子折を渡すと
「当然のこと、しただけですから‥‥」
青年の言葉に、ああ、世の中捨てたもんじゃないなぁと‥‥
- 247 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/09(土) 05:49
- つまらない話なんですが、スーパーで買い物をして、レジで待っていたら、私の後ろに、
マラソンランナー風のお父さんがジョギング用の乳母車(二人乗り)に乗せた赤ちゃん
と、四歳ぐらいのお嬢さんと並んだんです。そのお嬢さんは手にしっかりとベーグルを
一つ持っていました。そのお嬢さんがまた可愛らしくて「お腹がすいたからベーグルを
食べるんだー。おいしそー。楽しみだなー♪」って鼻歌歌ってるんですよ。
私はカゴ半分ぐらいの買い物があったので、そのお嬢さんとお父さんに向かって「お買い物
がそれだけなんでしたら、どうぞお先に。そうしたら早く食べられるもんね」と言いました。
そうしたらそのお父さん、にっこりと笑いながら「いや、子供に忍耐とか辛抱を教えるのも
大切なことなんですよ。でもどうもありがとう。」と言ってくれました。そしてお嬢さん
に向かって「大丈夫だよね?」と尋ねると、お嬢さんも「うん、お腹すいたけど大丈夫!」
って元気に答えてくれました。
レジのお姉さんがバーコードをスキャンしている間も、後ろで「ベーグル、ベーグル♪
楽しみ楽しみ♪」っていう鼻歌が聞こえて、すっかり嬉しくなってしまいました。
「これでベーグルが食べられるね」と、立ち去る時に私が言うと、そのお嬢さんは本当に
嬉しそうに「うん!」と大きく頷きました。お父さんはその後も何度もありがとう、と
言ってくれました。こういう親御さんのもとに生まれた子供さんはきっといい大人に育つ
んだろうなーと思ってほのぼのしてしまった土曜日の朝でした。
- 269 名前:本当に感謝してるよ、ありがとな 投稿日:2001/06/13(水) 15:46
- 去年の秋。
四年つきあった彼女が浮気の末、相手とデキ婚。ショックだった。
数日後、コンビニで仲良しの幼なじみと遭遇
「おう、今日は一人か」
そいつの顔見てたら不覚にも涙がでてきた。
今から海に行くと言うので、便乗して俺も行く事に。
波を見てたら気分が落ち着いてきて、今まであった事を聞いてもらった。
帰りの車の中で
「お前、海に何しに行くつもりだったんだ?」と聞いたら
「何となく」
しか答えない。
俺を連れ出すためそう言ったのかなと思ったら、そいつ
ニカッといつもの顔で笑うから泣いちまったよ。
バカヤロー。
- 285 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/14(木) 18:06
- 4年位前の7月、財布を落としてしまった。
1万5千円と学生証が入ってたんだけど、もう戻って
こないだろうなって諦めてた。
次の日警察署から電話があり、中身もそっくりそのままの状態で
財布が戻ってきた。完全に諦めていただけに超感激して、取りあえず拾って
警察に届けてくれた人にお礼の手紙と図書券2千円分を送った。
そして数日後、拾い主から1枚の葉書が送られてきた。文面から察するに
どうやら拾ったのは下校途中の小学生低学年の女の子らしかった。
その葉書には、オイラとその子と警察官が手をつないでにっこり笑っている
イラストと「としょけんありがとうございました。なつ休みにこのとしょけんで
本を買ってよみます。」というメッセージが書いてあった。
なんだかほのぼのとした気持ちになった。
- 318 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/17(日) 22:13
- 子供が小学校2年生の時、学校から直、祖母のところに行くはずが、
バスを乗り間違えてしまった.
泣きそうになって、途方にくれているところに、近くを通りかかった女の人が、事情を聞いて、
正しいバスに乗せてくれた上、足りなくなったバス代を払ってくれたそうだ。
その女の人にお礼を言いたいが、名前も住所もわからず…
お世話になりました.
- 326 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/18(月) 19:51
去年の夏、山下公園で散歩してたときの出来事。
後ろから、駆けてきた男の子(4歳くらい)が僕を1メ-トル程追い越した所でおもいっきりころんだ。
僕が助け起こそうとしたら、背後から「手を貸さないでください。」と声がした。
振り返ると5メ-トル位後ろに茶髪の若いお母さんが立ってた。「そうはおっしゃても」と思いながら
もう一度、男の子に目をむけた。彼は、一生懸命からだを起こそうとしてた。コンクリ-トの地面に
つっぱった両手がブルブル震えてた。やがて彼は、すっくと立ち上がった。
膝をひどく擦りむいてる、、、。目にいっぱい涙、でもこぼれてない、燐としてる。僕を見て照れ臭そ
うに少し笑った..。お母さんが歩いてきて、僕に会釈した。そして、男の子の頭を撫でながら言った。
「えらいぞ、男だ!」
僕は、この親子が大好きになった。
- 334 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2001/06/19(火) 17:31
- 母から聞いた祖母の話。
母が小さいころ、近所に住んでいたある男の子の母親が亡くなった。
それからというもの、その子は手もつけられない位に荒れまくって、
近所の人からも煙たがれるようになっていたそうだ。
ある日、家の近所でその男の子が悪さをしでかした。
(その子がなんかイタヅラをして、叔父に怪我をさせたとかなんとか)
その話を聞いた祖母は、その子を捕まえて庭にある木に縛りつけてしまったそうだ。
騒ぎまくるその子の声を聞いて、近所の人達が集まってきた時に祖母が一言。
「手をださないで。今、この子を私が叱らないで誰が叱ってやるの!!」と。
- 335 名前:334 投稿日:2001/06/19(火) 17:35
- それから何十年もたって祖母が他界した時。
遠くに住んでいるその彼が人づてに祖母が亡くなった話を聞いて、
わざわざ家までやってきたそうだ。
祖母の墓前でお参りして、母たちの前で頭をさげこう言ったそう。
「今の僕があるのは、あなた達のお母さんのおかげです。あの時、木に
縛り付けられてすごい説教されて・・・・・。こんな自分でも真剣に怒って
くれて本当にうれしかった。あの時、叱ってもらえなかったら、きっと
ろくでも無い大人になっていたはずだ。本当にありがとうございます」
祖母が他界した時、俺はまだ産まれていなかった。
なんだかその話をきいてその祖母に会ってみたかったなと思う。
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