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No.528 ◇ 心霊ちょっといい話 ver.7 ◇ より

655 :本当にあった怖い名無し :2005/05/29(日) 17:59:37 ID:p6GgGzq10
ばーちゃんが亡くなって三ヵ月後に今度は親父が倒れた。
救急車で運ばれ、検査の結果を聞いたら
ばーちゃんが亡くなった時と同じパターンだった。
脳に出血があり、麻痺が起こっている。
入院してそのまま帰ってこなかったばーちゃんの事を思い出した。
今度は親父が死ぬかもしれない。
そう思うと無性に悲しくなって泣いた。
その夜、夢を見たんだ。

居間で、ばーちゃんと話す俺。
何を話していたか覚えていないが、何だかとても懐かしい気持ちだった。
今まで座っていたばーちゃんが立ち上がって俺に言った。
「もう大丈夫だから」
ばーちゃん、そう言って笑ってた。

親父は二ヶ月もすると退院した。
今は後遺症もなく、元気にやっている。

あの夢が何だったのかは分からない。
誰にも話していないし話す気もない。
ただ、どうしても書いておきたかったから此処に書かせてもらった。
ばーちゃんありがとう。

42 :本当にあった怖い名無し :04/12/10 10:47:38 ID:oNDtBnCw
5年前にバイク事故で弟がなくなった。
ちょうど両親も離婚するかしないかもめていた時期で、弟を心のよりどころにしていた
母親は必死で祈って弟が助かることを祈っていた。
一緒に泣いてはいけないと思い、自分はとにかく冷静を装った。一緒にパニックになってはいけないと。
でも結局助からなかった。脳死になっちゃったからどうしようもなかった。
毎日1時間早く会社を抜けさせてもらって、最後だからと夕方面会に行き、今は亡き祖母、母とともに
心の悲しさを紛らわすかのように笑顔で会話をしていた。
集中治療室にはずっと弟の好きなバンドの音楽が流れている。
毎日血圧をチェックし、今日はいい、悪いとそんな些細なことで一喜一憂。あちこち手術して機械で繋がれた
体は何も反応することはないとわかっているのに、やっぱり期待しちゃうんだな。
ある日、面会へいったとき、帰ろうと言い出す母親の言葉に、無性にその場を離れたくない衝動に駆られた。

43 :本当にあった怖い名無し :04/12/10 11:14:18 ID:oNDtBnCw
いつもならこんなこと思わないのに、何故か
「なんとなく帰りたくない」と口にした。これが虫の知らせってやつか。
人の死期が近づくといつもこういう感覚が働く。
面会時間は限られているのでいつもより少し遅い時間に帰宅して、夕飯を食べた直後に
病院から容態急変の電話。
車を飛ばしたけど、もう弟の心臓は止まってしまっていた。母親は半狂乱だった。
自分もずっと抑えていた涙をこぼした。

事故の数日前、母の日と母親の誕生日で家族で食事に行った。
そのときの弟は饒舌で機嫌がよく、家族の皆が珍しいな、と少し奇妙に思っていた。
弟は深夜のバイトで数日顔をあわせないこともあり、結局、弟と会話をしたのは
それが最後だった。これも虫の知らせだったのだろうか。
あんまりこれを運命だった、なんて決め付けたくないんだが。

夢にも出てきた。
自分の仏壇の前で(笑 卵かけごはんをかっくらい、「うめー」と言う弟。
「なんだよ、遊びにきたのか」と冷やかすと、にやりと笑って「ちょっとね」
それだけで自分は心が温かい気分になった。いつもの変わらない会話だけで十分だった。

父親が弟の部屋で眠ったときは、寝苦しくて寝られなかったらしい。
どうも父親はあまり好かれていなかったのかもw

624 :本当にあった怖い名無し :2005/05/24(火) 16:57:00 ID:bFkZ3dmo0
小さい頃ダンボールに入れられて神社の隅に捨てられている子猫を見つけた。
毛並みは真っ黒で気の強そうな金色の眼をしていたが、明らかに弱っていた。
連れて帰ったら怒られるかな…と思いながらも、
放っておけなかったのでダンボールごと抱えて帰ったが…案の定母激怒。
泣きながら必死こいてお願いしたが聞き入れて貰えず、
小さな鳴き声に物凄い罪悪感を感じながら元居た場所へ。
でもご飯だけはとそれから毎日子猫の所へ通った。
勿論母には内緒だ。
知られたらご飯もあげられなくなると思い、
少ない自分の小遣いでキャットフード買ってこっそりこっそり通っていた。

ある日。
居なくなってた。
ダンボールごとだったからきっと誰か飼える人に拾われたんだと自分に言い聞かせた。
それからも鳴き声がする気がして通ってたけど…居たんだけどね、やっぱり居なかったよ。
数日後に少し離れた草むらで破れたダンボールと食い散らかされた小さな黒猫の亡骸を見つけたから。

実家を出た今、元は捨てられていた猫が俺の部屋に居る。
毛並みは真っ黒で気の強い金色の眼。
顔も変な寝相も鳴き方も何か見た事あるし聞いた事あるんだ。
別な猫の筈なんだけどな。

663 :本当にあった怖い名無し :2005/05/30(月) 00:14:47 ID:QW1dObsx0
3〜4年程前、不思議な夢を見た。
自宅の居間に子供が4人居て(みんな小学校1年〜5年位だったと思う)
なぜか自分を囲む形で話をしている(自分は今の年齢のままね)。
その4人とも顔は全然知らない子なんだけど、女の子が3人、男の子が一人。
何故だか判らないんだが、その4人は兄弟姉妹って感じた。

年齢的には
1女の子:小学校5年位。(顔の面影鮮明、しっかり者のお姉ちゃんって感じ)
2男の子:小学校4年位。(顔の面影鮮明、いたずら好きの弟って感じ)
3女の子:小学校3年位。(この子だけ顔が黒く塗りつぶされた感じだった大人しそうな女の子という感じ)
4女の子:小学校1年位。(恥ずかしがりな妹って感じだった)

で、何を話してたかほとんど覚えていないんだが、話の最後の方で

"僕らはこっちの世界でも成長してるし、君とも(つまり私)兄弟だよ
こっちからはいつでも見てるし、元気にやってるから心配なく"

って言って来た。

実際の話、自分自身は3人兄弟(姉・自分・弟)の真ん中なもんだから夢の中でも"はぁ?"
って感じを持って話を聞いていたように思う。
いきなり見ず知らずの子供に言われたしね。

で、目が覚めてから母親に"面白い夢見ちゃったよ"ってな感じで話をしてたら、母親が
"本当に4人?"とか、"年齢的にはどんな感じ?" "顔の感じは?"とか聞かれたから、
ありのままに喋ってると、その内に"それってあんたの兄弟だよ多分"と言う話になった。

何でも自分が生まれる前に2回流産して、その後にも2回流産していたそうな。

"そう言う事ってあるんだねぇ・・・"と、ちょっと涙こぼしながら嬉し泣きの様な感じで
母親が涙を流していたのは、いまだによく覚えている。

811 :本当にあった怖い名無し :2005/06/21(火) 04:50:02 ID:IRe7pysPO
一年前、私の婆ちゃんが亡くなり、日用品は実家の押入れに直しました。
一ヶ月前の事です…

実家の部屋で夜中、音楽を聞いていると母親がノックをしてきました。
「どこからかアラーム音が聞こえる」
と言われ音楽を消すと、
ピピピピピ…
確かに微かにアラーム音が鳴っています。寝室とは逆方向から聞こえるので音を辿ってみると、押入れに着きました。
開けてみると婆ちゃんが生前に使っていた目覚まし時計が鳴っていました。午前2時30分です。
母親が
「愛用の品を粗末に押入れに放り込んでるから怒ってるのかな?」
と言うので二人で時計を仏壇に添え、線香を焚きました。その時私は『ネズミがスイッチ踏んだんだろう』ぐらいに思ってましたが、翌朝、アラームの意味を知りました。

812 :本当にあった怖い名無し :2005/06/21(火) 05:08:17 ID:IRe7pysPO
翌朝、眼を覚ますと仏壇の前で母親が泣いていました。どうしたか尋ねると、
「朝早くにね、電話があって、Nオバサン(婆ちゃんの妹)が、亡くなったって。亡くなった時間が遅かったから、朝一に電話がきたの」
ピンときました。
私「もしかして、亡くなった時間って午前2時30分じゃ…?」
母「そう、アラームの鳴った時間と一致してるの。もしかしたら、婆ちゃんが妹とコッチでちゃんと会ったよって私たちに教えてくれたと思うの」
私と母親は随分泣きました。婆ちゃんのやさしさに包まれている、と感じました。
それ以来、何十年か先、私が死んだら婆ちゃんが迎えにきてくれる、と考えると死に対する恐怖が薄れ、精一杯生きようと思うようになりました。




     

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