PickUp #154  2002.11.27   <- Prev  Home   Next ->


〓〓思い出に残る食事3〓〓 より

62 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/05/16 09:36
5年ほど前に彼といった大阪の韓国料理店。そこで食べた石焼き
ビビンバは熱々で、中の具もごはんのコゲ具合も最高だった。
あんまり美味しかったので大阪にいる間ずっとそれを食べた。

彼と別れて何年か経って、大阪に立ち寄った時忘れられないあの
韓国料理店に行った。
一人で食べた石焼きビビンバは、ポソポソしたそこらにありふれ
たビビンバの味で、自然にノドが詰まってきて涙が出た。

50 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/05/04 00:35
かき揚げを揚げていた
けれど手が震えて、まとまらないんだ
親父とケンカになって家を飛び出し4年
天ぷら屋で修行中の俺に訃報ってやつが届いた
落盤事故だった

別に涙なんて出なかったのに
天カスのようにバラバラのタネが揚がって。
横で見ていた親方が「代われ」と一言
サッと引き上げて丼飯に載せて
三つ葉散らして茶漬けにしてくれて

「食ったら帰れ」と言われたけど帰らなかった。
あの茶漬けの味は忘れない。

76 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/06/16 19:37
晩御飯なに作ろうかとうろうろしていたら、
このスレにきてしまいました。

ある日、病気で寝てたんですよ。
で、相当酷かったんで、彼女を久しぶりに呼んだんです。
そしたら、すぐにきてくれて看病してくれたんです。
その日はすぐ寝ました。
一晩寝たら風邪なんてすぐに治ってしまうもんです。
で、次の日の朝、お腹がすいたので、何か作って、と言ったら、
焼きそばを作ってくれました。
なんで、病気明けの人間に消化の悪いものを出すんだ、と思いましたが
それなりにおいしかったです。ただ、全部は食べられなくて、
残った分はラップをかけて冷蔵庫に。
そのあとマッタリ雑談、インターネットとかしてたんだけど、
突然彼女が神妙になり、実はほかに好きな人がいると。
なんだかわけがわからないまま、彼女は荷物をまとめて出て行ってしまいました。
なんだかぼーっとしているうちにお腹が空きはじめて、
冷蔵庫を空けると例の焼きそばが・・・。
なんだか、哀しいやら訳がわからないやらで、
涙がどーっと出てきて止まりませんでした。
レンジで暖めることもなく、食べました。泣きながら。
もうしばらく焼きそばを食べることはないと思います。

ほんの1週間前の話です。

80 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/07/05 14:44
うちの両親は昔すごく仲が悪かった。母はとても気が強くいつも一方的に怒鳴り
散らして父は下を向いて黙ったまま。そんな光景を何度も見ながら育った。私は
父のことがとてもかわいそうに思えて父の味方だった。幼心に”パパとママが離
婚したらパパといっしょにくらす!”ってずっと思っていた。
私が通っていた幼稚園ではお昼に給食が出ていたんだけど1ヶ月に一度お弁当を
持っていく日があってその時は母がいつも腕を振るってかわいいお弁当を作って
くれていたのでとても楽しみにしていた。しかしお弁当を持っていく前日、ケン
カをした後、母が家を飛び出してしまった。明日はお弁当なのにどうしよう。。
と思っていたがそのことを父に言い出せず、そのまま眠りについてしまった。
次の日、目を覚ましたが母はまだ帰っていなかったが父が台所に立っていた。私
が起きてきたことに気付いた父が「パパがお弁当作ったから」と言って得意気に
私にお弁当箱を見せた。しかし、中身はパンのサンドイッチがひとつ入ってるだ
け。それに妙に腹が立った私は「こんなのお弁当じゃない!ママが作ってくれる
のと全然ちがうもんっ!!」って言って泣き出してしまった。父は始めビックリ
した顔をしたがみるみる寂しそうな顔になり「ママみたいに上手に作れなくてご
めんな」って言って涙をこぼした。

81 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/07/05 14:55
幼稚園に行ってお昼の時間になり、お弁当箱を開けるとパンにイギリスの
国旗の旗が刺さっていた。父なりに工夫をして見た目を良くしてくれたん
だと思う。それを見た私は母がいない寂しさや、父が心をこめて作ってく
れたお弁当のことなど色んなことが頭に浮かんできて泣きじゃくりながら
サントイッチを食べた。中身はマーガリンに砂糖がかかっている甘いもの
だったけど涙のしょっぱい味が今でもすごく印象的です。

86 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/07/12 01:39
食事と言うわけじゃないんだけど、
冬、雪国のうちは爺ちゃんが早起きしてストーブで部屋を暖めてたんだよ
で、漏れが起きてくると「餅食うか?」って言ってストーブの上に網しいて
餅を焼いてきな粉と黒砂糖つけて漏れに食わせんのよ。それが日課だった。

漏れはなんか知らないがやたら健康だった。
学校を休もうと必死に腹出して寝たり窓開けて寝たりしようとしたけど無駄だった。
その理由がこの餅だと知ったのはつい最近のこと。

じいちゃんは氏んじゃったけど、漏れも爺になったら孫に焼いてやろうと思う。
漏れが休めなかったのに孫が休めるなんて許せん。

読みにくい文章スマソ

94 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/07 16:02
一人息子が3歳のときに離婚した。
その後、ほどなく私は小さな飲食店を開業しました。
離婚のときの約束で、子供には毎月養育費・・みたいものを送ってました。
お陰で、子供とはたまに会うこともでき、自分の店へも連れてきて、そう、あのときは焼きソバを作りましたね。
私は野菜嫌いの息子に甘くて、麺と少しの肉だけの焼きソバでしたが、息子は「お父ちゃんの焼きソバ美味しい」って食べてくれました。

その後・・・不景気の波はウチの店にも寄せています。
子供に仕送りできなくなって、もうどれくらいになるでしょう・・・。
もちろん、親の義務を果せない私は、息子とも会っていません。
夢に出てくる息子は、いつもあのときの焼きソバを頬張る息子です。

思い切って、近いうちに店をたたむ予定です。
息子の成長に関われない暮らしに何の意味も、未練もありません。
まだ仕事のメドはついていませんが、贅沢をいわなきゃ、何かあるでしょう。
また、いくらか仕送りできるようにもなると思います。

いつか、また、焼きソバを作ってやりたいですね・・・。
その頃には野菜もちゃんと食べられる子になっているでしょうか。

息子と会える日を楽しみに、頑張ります。

98 名前:もぐもぐ名無しさん 投稿日:02/08/14 00:58
肉じゃが、ぶりの照り焼き、大根のみそ汁

包丁一つ握ったことのない私が「簡単に出来る和食」と言う本を片手に
6時間近くかかって同棲した最初の日に彼のために作った夕飯。
肉じゃがはジャガイモに芯があって堅く味がぜんぜんしみてないし
ぶりは真っ黒、みそ汁はだしをとった削り節が浮いている様な代物だったけど
彼は「一生懸命の味がしてウマイ」といって全部食べてくれました。
そんな彼の姿に心打たれた私、その後料理教室に通ったり
既婚者や一人暮らしの友人を拝み倒して料理のコツを教わったりして
なんとか人に食べさせられる代物を作れるようになりました。

s君、元気かな?
あなたのおかげで今の主人や子どもから
「お前(ママの)料理はへたなレストランよりおいしい。」
といわれる私がいます。
最悪の別れだったけど、今は恨んでないよ。どうかお幸せに!

104 名前:長文スマソ 投稿日:02/08/25 17:05
当時の漏れは、就職活動もせず某資格を目指す大学4回生。
彼女は良家のお嬢様で、すでに誰もが知ってる一流会社の
サラリーマンとの見合話も進んでいた。
漏れ達は、まだ付き合ってるわけでもなく、
ただお互いに好意があるということは分かっていたんだ。
彼女がその見合話にあまり乗り気でないことも。

漏れは彼女がそいつとどんなデートをしてるのか気になって
どこへ行ったとか、どんな食事をしたとか、いろいろ彼女から聞いていた。
さすがはエリートサラリーマン。
高級フランス料理、料亭etc・・・。
漏れにとっては絶望的とも思えるようないい店に行ってやがる。

漏れ達はといえば、ファミレス、ドライブスルー、コンビニ。
しかも、ワリカンの時もしばしばあった。
そいつと比べてると、だんだん自分が情けなくなってきて、
ある日、もう彼女と会うのをやめようと決心したんだ。
その事を伝えるために、最後に会うことになってドライブ。
最後のディナーは、マクドナルドのバリューセット。
眺めのいい場所で夜景を見ながら車の中で二人してモグモグ食ってた。
食いながら、もう会うのをやめようと漏れが言ったんだ。
すると彼女がいきなり泣き出して
『どんな高い料理を食べるよりも、○○と一緒に食べる料理が一番おいしいもん。
今こうして二人でいる時間が一番幸せだもん』って答えたんだ。
漏れは、頭の中が真っ白になって、
食いかけのハンバーガーを横に置いて彼女にキスをした。
ケチャップの味と、泣きかけの時の胸の奥のツーンとした感覚が混ざった
変な味のキスだったが、夢中でキスし続けたんだ。

105 名前:長文スマソ 投稿日:02/08/25 17:05
そして彼女は親の反対を押し切って、そいつとの見合話を断り
漏れ達は恋人として付き合うことになった。

それから6年。
漏れも、何とか資格を取得し、たまには豪華なディナーをご馳走してやれるぐらいの
稼ぎは出来るようになった。
でも漏れ達の結婚記念日は、毎年洒落た場所での豪華なディナーじゃなくて、
あの日と同じ場所で車の中でマクドナルドのバリューセットと決めている。

あの日から変わったことといえば、車が少し広くなったことと、
漏れ達の間に今年3歳になる生意気だが、かわいいガキが座っていることぐらいか。
おまけに来年の結婚記念日にはどうやらもう一人ガキが増える予定。

仕事なんかで辛い時、苦しい時は必ずあの日のしょぼいディナーを思い出す。
思い出の食事ってやつは、決して金の問題じゃないんだよな。




     

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