No.394 思い出の一本 ( )y−o O O より
- 602 :名無しは20歳になってから :03/12/29 02:47
- 今日、仕事を辞めた
親父に「仕事辞めるよ」って言ったら
「そうか、お前の人生だからな、ゆっくりやろうや」
って言われた
2人でタバコを吸った
親父はマイセン
俺はスーパーライト
親父のことあまり好きじゃなかったんだけど
少しだけ好きになった
- 674 :名無しは20歳になってから :04/02/16 02:59
- 思い出の一本か。やっぱり初めて吸ったやつだろうな。
漏れがまだ高1で、生まれて初めて好きな子に告白した時の事なんだが
お約束というかなんというか、あっさり振られてしまった。こっちが
まだ話している最中に「ごめん」で終わり。あれは痛かった。
で、その帰りに悲しいやら情けないやらで少々ヤケになっていたところに
煙草の自販機が目に入った。そこで金を入れてホープを押そうとしたが
「今の俺に希望なんてねえよ」と思い直し、キャメルを購入。続いて
近くのコンビニでライターを買い、小学校の頃によく友達と遊んでいた
原っぱで煙草に火を灯した。風に何度か火を消されながらつけるまでに
考えていたのは、その子と一緒に花火を見に行ったり、人目を盗んで
キスしたりと、既に粉々になった俺の未来予想図だった。
で、一服して当然加減を知らずに吸い込んでむせた。半ベソかきながら
もう一度吸い込んだらクラッときた。そこでなぜか笑えてしまって、
残りをふかしてから家に帰った。後で煙草は親に見つかってこっぴどく
叱られた。
今はもう思い出しても他人事みたいに感じるようになったが、ただ
キャメルを吸うとあの時の気持ちをたまに思い出して、懐かしいような
悲しいような、そんな気になる。
- 626 :名無しは20歳になってから :04/01/16 19:21
- 長年の願望がかない、俺にも子供ができた。もちろん、吸うときは
ベランダに出て、景色を眺めながら。一服しようと思い、ベランダに
出ると、妻も一緒に出てきた。そして、エプロンのポッケからライター
を取り出して、火をつけてくれた。「私の不妊に最後まで付き合って
くれてありがとう。」今は、別のマンションに引っ越したけど、あのタバコの
味と妻の言葉、あの時マンションから見た景色がとても印象に残っている。
- 945 :名無しは20歳になってから :04/07/24 16:54
- 20才ぐらいの時かな。
親友3人でツーリングに行ったさ。 2月のクソ寒い中。
真夜中の国道1号線を走ってたら、ある時、静岡で赤信号に
捕まらずに延々と走れたのさ。 たぶん2kmぐらい。
なんか、3人とも途中で気がついて、走りながら嬉しくって
叫んでた。 「スゲエ! スゲエ!」って。
とうとう赤信号に捕まったところで3人ともゲラゲラ笑い
ながらバイクを降りて、ひとりが差し出した1つのライターの
火を囲んで、フルフェイスのシールドから飛び出させた
それぞれのタバコに火をつけた。
真夜中の交差点脇でゲラゲラ笑いながらタバコ吸ってた3人。
思い出す度に若い時ってバカだったなあ、って思うよ。
今もバカだけどさ。
- 361 :名無しは20歳になってから :03/07/31 18:46
- 中学生卒業と共に親元を離れ、地方の進学校に入学。
タバコを吸っている友達はいたが俺は吸わなかった。
そして、大学に進学。サークルの飲み会の席でタバコを
無理矢理勧められて以来、やみつきになってしまった。
でも、俺はそれまでずっとタバコが嫌いだったのだ。
夏休み、帰省で親元に帰った俺は実家で何気なくタバコに
火を付けた。それを見た母親は当然の如く仰天。
「あんた、いつからタバコ吸うようになったのさ?」
「2ヶ月位前かな」
俺がタバコを吸う様を黙って見ていた親父が口を開いた。
「お前がタバコ吸うなんてなぁ… お前覚えてるか?」
「え?何を?」
「お前に小学校6年生の時に怒られたんだよ。
『タバコ嫌いなんだよ、吸うな!』って。」
「へぇー、そんなことあったんだ。」
「それ以来俺はタバコを吸っていないんだ。」
親父は笑いながら、黙ってグラスに焼酎を注いだ。
俺も黙ってまたタバコに火を付けた。煙が部屋の天井の方へと
流れていく様を見ていた。
- 630 :名無しは20歳になってから :04/01/21 19:41
- 上京したての頃金がなくてタバコが買えなかったとき、
夜中に公園に行って、吸殻を拾って吸っていた。
灰皿をガサガサしてると、警ら中のお巡りさんに職質された。
交番に連れて行かれて、事情聴取された。何をしてた?の問いに
恥ずかしくて答えられずにいた。雑談を繰り返しているうちに、その
お巡りさんが同じ東北出身だということがわかった。
「実は、お金が無くって吸殻拾って吸ってました・・・・」、うなだれて
そう言うと、お巡りさんは上着のポケットからハイライトを取り出して
一本すすめてくれた。涙を流しながら吸った、お巡りさんも涙を流しながら
慰めてくれた。「がんばっていいカメラマンになれよ、な。」(当時、写真家を
目指していた。)お巡りさんは震えた声で言うと、カートンから二つ取り出して
俺の胸ポケットに一つずつ入れてくれた。
それから、お巡りさんとの交流がつづいた。初めて自分のカメラを買った時、
小さなスタジオだけどそこで修行できることが決まったとき、いつもお巡りさんに
報告しに行った。お巡りさんは、自分のことのように喜んでくれた。
小さい頃から父親がいなかった俺にとっては、父のような存在だった。
今は、退職されて剣道の道場を開いて子供たちに、剣道を教えてる。
たまに、仕事の合間に道場に行ってはそのときのハイライトの話をする。
お巡りさんからもらった、ハイライトは一箱吸って、もう一箱は今でもとってある。
俺は、あのお巡りさんのおかげで写真家になれた。
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