No.332 もう一度だけ一緒に走りたかったアイツ より
- 285 :774RR :04/12/10 10:43:14 ID:ErCQ0w0a
- もう一度あの子を後ろに乗せて走りたい。
あの頃みたいに。
ちょっとした擦れ違いで別れてしまった彼女。
ずっとずっと大好きだった。そしてその子もバイクに乗る漏れが大好きだよと言ってくれていた。
よくSRのケツに乗っけていろんなところに行った。「この子カワイくて大好きだけど後ろに乗ると振動でお尻が痒いよぉ」とか言ってたなぁ。
「バイクにも乗るがお前にも乗るぜ」とか馬鹿な冗談も言ったよな。
限定解除して1100の旧車買って、その記念に漏れの下宿先から実家までタンデムで五時間くらいかけて走った時もあったな。
途中で手袋や肉まん買ったのを憶えてる。
もう一度お前を後ろに乗せて走れるなら、、、なんて何回も夢で見たよ。
俺は今でもバイクに乗っている。
SRからハーレーにステップアップしたけど、今はタンデムシートは付けてない。多分もう付けないだろう。
結婚おめでとう。幸せになってください。
- 358 :774RR :04/12/21 02:08:56 ID:oNIeKcQ8
- 普自二免許をとってSVに乗り、はや半年。
あちこちツーリングも行き、10年前乗ってたNSR50があった頃の
楽しさを取り戻しつつある最近、父親とバイクの話をたまにする。
父は昔、スズキのコレダに乗っていたという。
ふと思い立ち、どんなバイクなのかネットで調べてみた。
どうやらギンギンに走るバイクというよりは、ツーリングなどに
向くようなタイプの様子。現代となっては意味不明的ステキコピーも
ポスターで謳われている。
「なるほど、こんなバイクに乗っていたのか」
以前みた古いアルバムの中では、今の私とソックリな顔をした父が
サンダル姿で誇らしげにポーズを取っていた。
その父だが、まだ健在である。しかし、アキレス腱を切り、
免許も失効し、仕事中の不注意で片目を失明してしまった。
父を入れて6人になる家族を養うには、バイクを維持することは
困難だったのだろう。バイクに乗っている父の姿を見た事は無かった。
しかし、バイクの話をすると父は、懐かしがるような遠い目をしながら
楽しそうに昔の話をしてくれる。
一度でいいから、一緒に走りたかったな。。
って、文章にしてみたら、ちょっと泣きそうになっっちゃいました。
最後に一言。おとうさん、俺らを育ててくれて有難う!!
- 335 :774RR :04/12/15 04:10:55 ID:diFufaZT
- 小学校3〜4の頃、カッシーって呼ばれてる同級生がいた。
俺の遠い親戚なんだけど
体が弱く、算数以外そんなにできなくて、
でも愛嬌がよくてみんなから愛されるヤツだった。
あの屈託のない笑顔がどうしても忘れられない。
俺はその頃運動も勉強もよくできてて、カッシーからは物凄い慕われてたな。
俺はあんま取り合ってもなかったんだが、
黙っていてもついてくる、そんなヤツだった。
俺はそんなカッシーとの関係が好きだった。
カッシーは喘息で運動ができなくて昼休みとかずっと教室にいて、
だからなかなか遊べなかったんだけどたまには取り合って
一緒にゴミ袋でパラシュート作ったりね。
勉強できないくせに勉強熱心なヤツだったから
無駄に俺にライバル心とかあったな。
「次こそは負けないよ!」ってテストの度に毎回宣戦布告するクセ、
毎回月とスッポンの差で敗退してね。
5年になって、俺は転校になっちゃったんだけど
転校する前、滅多に人を誘わないカッシーが家に俺を誘った。
別れ惜しんでくれてるってことはよく理解できてたから
学校が終わるとすぐカッシーの家に行った。
二人きりで色々話した。
今までのこととか、次の学校のこととか、絶対遊びに来てよとか。
別れ際、アルバムみたいなのを取り出してきた。
中に入ってるのは世界中の切手。カッシーの趣味だって知った。
中に入ってた中国の記念切手、何か物凄く珍しく、一番大切なお宝だって。
でもカッシーはそれをおもむろに取り出して俺に差し出した。
「これ、あげるから」って。
それが何を意味してるのかわかったから、大切にするって約束して帰った。
転校してから、カッシーと会うことはなかった。
中学受験で忙しかったし、中学入ってからも荒れてばっかりで
カッシーとの約束なんて覚えてもなかった。
偶然にも高校は別の科で、オリエンテーションで一度会えて話せたけど
俺は高校もすぐに辞めちゃって、また会えなくなった。
後で聞いた親戚の話では、高校受験のときも俺には負けないぞって
意気込んでたらしい。
俺は進学科、カッシーは普通科。また俺の勝ちだったんだな。
ハタチになったある日、彼女とドライブをしてると、なんとなく空を見上げた瞬間
夕方なのにギラギラ輝いて流れる大きな流れ星を見た。
心を洗われるような感動だった。
その日の夜、親戚伝いにカッシーが早朝、
バイトの行きにバイクを運転しててひき逃げされて死んだって聞かされた。
彼女の目の前だったし、カッシーとはずっと疎遠だったし、何も取り乱すことはなかった。
冷静に話を済ませ、電話を切った。
だけど、カッシーのことを思い出してて、ふとあの切手のことを思い出した。
屈託のない笑顔で、少し名残惜しそうだけど切手を俺に手渡すあの情景。
足りない力で一生懸命俺の背中を追っかけようとする日常。
…その場で泣き崩れてしまった。やり場のない悲しさでいっぱいになった。
家に帰って切手を探して、見つけてまた泣いた。
カッシー。お前がバイク乗ってるなんて知らなかったよ。
ドン臭いお前のことなんだから、運転教えてやりたかったよ。
また下手なくせに一生懸命俺を追いかけてくれるんだろ。
俺が一人で行くって言っても絶対付いてくるんだよな。
切手に流れ星、貰いっぱなしで悪いな。
お前は最高の足手まといだったよ。
- 408 :774RR :05/01/10 23:03:44 ID:HTUc9bna
- 今年年賀状が届いた
学生時代の友人からだった
その人(一応その友人は年上)は今もバイクにのっており
北海道ツーリングの写真がのっている年賀状だった
そこには「みんなと一緒に同窓会ツーリングしようぜ」と書いてある。
どうやらほかの学生時代の友人もバイクに乗り続けているようだ。
そこそこいい会社に就職し、結婚、子供もうまれ、自他共に認めるほど順風満帆。
しかし、バイクはのっていない自分がいる。
嫁には言ってないが、実際は我慢している自分がいる。
ずっと、自分はいい人生を送っていると言い聞かせていた。
今年はこっそりお金を貯めよう。ひさびさにバイクを買うために。
いつになるかわからないけど、みんなとツーリングができるように。
なにより、自分のために。
- 434 :774RR :05/01/16 20:23:10 ID:iEGBdj+P
- なぁ、またいつか一緒に走るんだろ?
俺はこっちで楽しくバイクに乗ってるからさ。
◯
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俺らもいつかは会いに行くんだから恥ずかしくない生き方しような
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